全世界待望のミュージカルを見た話
SHOW BOYというミュージカルを観てきました。
皆さんご存知ですか?SHOW BOY。
私も本当に最近知ったんですけども、どうやら全世界待望の奇跡の再演らしいんです。(初演は2019年)
すごい煽ってきてなんかふぉ〜ゆ〜っぽいな〜って思って。私はふぉ〜ゆ〜のファンになったのは去年からなのでSHOW BOYのことなんにも知らなくって、とにかくTwitterでフォロワーたちが「SHOW BOYはサイコー」とツイートしてることだけを頼りにチケットを買い、シアタークリエに足を運びました。
なんか本当にほかの現場に行くのと同じ心持ちだったんですけど「ふぉ〜ゆ〜4人見れる!ウレシー」みたいな。
でも幕が上がったら全然違って、いやふぉ〜ゆ〜4人が久々に見れてもちろん嬉しかったんですけど。それよりもそこで起こっている全ての音楽とダンスの圧力で気付いたらサラサラ泣いていて、泣きながら笑っていました。板の上で起こっているエンターテインメントが素晴らしくて涙と笑顔が止まらなくて「SHOW BOYはサイコー」ってこのことだったんだなと実感しました。オープニングで歌われている楽曲「Welcome to the SHOW BOAT」に「さあ、全てを賭けてこの瞬間を生きよう」って歌詞があるんだけど、ステージ上を見たら全員全てを賭けてこの瞬間を生きてる顔をしてて、それが嬉しくってすごくって泣きながら笑っちゃいました。
その後もずっと泣いたり笑ったりしてて、1番泣いたのはオープニングと最後のショーだけど、見習いとエンジェルと裏方の決して交わらない恋心にも泣いたし、ラブコメが好きなので。
でもすごく印象に残ったのは中川翔子演じる支配人が歌う「ノーバディーズパーフェクト」って曲で、すごく心が救われました。歳を重ねるにつれて自分が何者かでいなきゃいけないしんどさを感じていたけれど、自分が何者かなんて分からなくてもいいし成れなくてもいいし、何に成ってもいいんだよって肯定されたような気がしてすごく嬉しかったんです。ありがとうしょこたん、ありがとうSHOW BOY。
私は今回の観劇でSHOW BOYが一番好きなミュージカルになったんですけど、もしかしたら今後SHOW BOYよりも好きな作品に出会う可能性はもちろんあって、でもそれでも「ノーバディーズパーフェクト」に救われながら生きていくのは変わらないんだろうなって思います。本当にこれに関しては大感謝が止まらない。
いろいろ難しい時代でこんなこと簡単に言っていいのか分からないし、みんなそれぞれにお金とか仕事とか家族とか都合があるかもしれないけれど、ちょっと無理してでも観てほしい作品です。少しだけ元気になれるし少しだけ前向きになれます。あとふぉ〜ゆ〜のこと知らなくても全然楽しめます。むしろふぉ〜ゆ〜のこと知らずに観るのが正解かもしれない…
チケット代の1万500円、決してお手軽な金額ではないけれど見終わったらめちゃくちゃチケット安かったなって思ってしまいます。思いました。
このブログを読んで1人でも私の世界一好きなミュージカルに興味持ってくれる人がいたらいいなあ。
まだ終わってないけどSHOW BOYの奇跡の再々渡航を待望しています。
Endless SHOCKみたいに長く続く作品になってほしいなあ。ふぉ〜ゆ〜、SHOW BOYを絶対ライフワークにしてくれ〜!!!!!
最後に私的SHOW BOYのテーマソング貼って終わりにします。
描ける夢はきっと叶うと君が歌うのならば
最初は京本大我くんしか好きじゃなかったし、オラオラしてるアイドルも全然好みじゃないし揃わないダンスもどうなのって思ってたんだけれど、
少年クラブで毎度丁寧なパフォーマンスするところとか
意外と真面目なところとか
他のグループにわかりやすくライバル心抱いてるところとか
「6人」にこだわっているところとか
派手な衣装や演出が似合うところとか
MCでうっかり喋りすぎちゃうところとか
少年クラブのジュニアメドレーで笑ってしまうくらい治安の悪い顔で歌うところとか
「揃わないダンス」が「個性」に変わってきたところとか
夢をちゃんと明言してくれるところとか
好きだなあ、愛しいなあと思います。
描ける夢はきっと叶うと君がそこから歌うのならば、私はその場所を応援するしかないなあと思います。
SixTONES3周年おめでとう
京本大我くんにとってSixTONESが最後の所属したアイドルグループでありますように。